どこの会社の現場発泡ウレタンメーカーが良いのか、下請け施工業者の腕は信頼できるレベルなのか。

発泡ウレタンの施工方法
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ウレタンで現場発泡の吹付断熱ができる現場発泡ウレタン。住宅建築で断熱材の採用は必須な時代ですが、それなりに断熱材コストもかかってきます。

断熱材選びでは「いいな」と思える自分が満足できる断熱材を選びたいものです。

断熱材の分野では採用が急成長した「吹き付け現場発泡ウレタン断熱材」ですが、果たして、どのメーカー品がオススメなのか考えてみます。

現場発泡ウレタン(現場発泡の吹付断熱材)はマンションや戸建建築や倉庫などで採用される断熱材。

この現場発泡のウレタン工事とは、専門の業者が施工する特別な現場発泡ウレタンですから、個人が自分でDIY施工するような簡易の発泡ウレタンの種類ではありません。

吹き付け発泡ウレタンという断熱材は、いくつかメーカー品が数社ありますが、メーカー品と言っても原料のフォーマーですから、原料の混ぜ屋です。

メーカーによって発泡剤や主剤などの混ぜ合わせや組み合わせ等々の違いなどありそうですが、各社の品質レベルは甲乙つけ難いのが現実です。

別にどのメーカーがいいとか悪いはありません。所詮はどんぐりです。

最近はOEMも多いので、名前は違うけど物は一緒なんてこともあります。

施主として発泡ウレタン断熱材を採用するとき、とても大切なことは『人が施工する』という事を知っておく点なんです。

現場発泡ウレタンは、既にボード状態などに形が完成した発泡体を壁や床や屋根にはめ込んで断熱施工するものではなく、現場発泡という呼び名の通り、工事の業者が施工現場にウレタン吹き付けの機材を持ち込み、ドラム缶のウレタン原料を混ぜ合わせて発泡施工する作業となります。

なので、不慣れな作業者がウレタン断熱施工すると、発泡の混ぜ具合や施工厚みが綺麗に仕上がらないこともあり得ます。

もちろん、ウレタン工事の熟練者が施工すると、素晴らしい仕上がりです。

イメージ的にはペイント塗装と感覚は似ています。ただし、現場発泡ウレタンは時間差で原料が膨らんで固まる材料ですので、施工の作業員による立体感覚が大切な施工センスとも言えます。

塗装が上手な人は発泡ウレタンの吹き付けも上手だと言えます。

しかし、発泡して固まる、原料2液が混ざって固まる、ということを、侮ってはいけません。

発泡ウレタン断熱材は営業マンと施工部隊が異なるケースがありますので、住宅の断熱材で採用する際には、必ず、作業員の人柄を見てから業者を決定すべきです。

変な、茶髪や髭や小汚い作業員が意外に多いのです。

メーカー側で営業マンと施工者が異なることは他の工事でも珍しいことではないですが、現場発泡ウレタンの場合、流通業者を経由した工事発注は少し注意が必要ですね。

現場が開始すると、言った言わないになりやすく、流通業者の営業マンにも色々な人がいますので、営業成果ばかりで現場発泡ウレタンを推奨してくる場合には、技術的なことまで最初にきちんと納得するまで確認しておいた方が無難ですね。

問題なのは、2液性現場発泡ウレタンを詳しく知らないような人がパンフレットや評判だけで営業しているケースです。このパターンの流通商社もいます。

実は、こう言った受注も結構多いため、施主は現場発泡ウレタンのメリットや弱点を誤解してしまうケースも増えてきました。

現場発泡ウレタンを勧める営業マンが『省エネ』『最高の断熱』などと施主に対してハードルを上げ過ぎた性能アピールは、必ず問題を起こすことでしょう。

もちろん無駄にデメリットを語る必要はありませんが、性能云々ではなく、現場発泡という作業はどういったものなのかをきちんと解説し、できるだけ施主にも現場を見てもらい、省エネ施工とは簡単なものではないということをわかってもらうことも必要だと考えます。

現場発泡ウレタンに工事は、機材を持ってきてサラッと施工できることではありません。塗装ブースのように慣れ親しんだ作業場で施工することでもありません。

出張工事な訳ですから、様々な条件で、臨機応変に現場を感じ取り、ここはこう、あそこはこうする、と言った技も必要です。

2液性の現場発泡ウレタンの施工を覚えたいという業者、これから2液性現場発泡ウレタンを採用したいという施主、今後、現場発泡ウレタンはもっと認知が進み、住宅分野で現場発泡ウレタン施工の採用は当たり前となる時代も感じ取れる雰囲気になってきました。