発泡ウレタンの実験 | 微発泡する発泡接着剤

発泡ウレタン「エアータイトフォーム」の原液は、高度な接着剤の一種であるウレタン樹脂。これを発泡させるもの。吐出ボリュームが泡状なので、通常、10ミリ以上の施工サイズに適す。10ミリ以下の隙間、木材の節、割れ目などに発泡ウレタンを微発泡させる場合には、その隙間の奥まで接着するように、一度吐出した泡が固まる前に、割りばしなどで潰して、気泡を飛ばしたベトベトの液を、接着剤として塗って施工する、特殊な微発泡接着の活用法もある。


紙の上にエアータイトフォームを程良く塗布。

吐出完了。ストロー状のもので泡を潰してみる。ベトベトになる。

下の方は泡を潰した状態。いずれにしても粘性の高いベトベトな物体。

潰したものは非常にネバネバ。もう少し綺麗に伸ばしてみたが、すでに発泡ウレタンとは思えない。

やや斜めから見た感じ。潰した方は厚みは1ミリあるかないか。潰さなかった方は10ミリ前後。

そのまま30分経過したらこんな感じ。写真では見にくいが2から3ミリくらいの厚みに発泡した。


テクニカルセンター担当者コメント

今回の発泡ウレタン「エアータイトフォーム」を使った実験は、発泡ウレタンを接着剤として使う場合での微発泡接着の技術について気になることを検証した。発泡ウレタン「エアータイトフォーム」の泡が固まる前に、その泡を潰すだけの作業なので、この商品を発泡接着剤として活用することは、誰にでも可能である。知っておくべき癖は、表面が固まるのが10分前後であり、作業的に、仮吐出したフォームは10分以内に、割りばしなどで捏ねて使わないと乾燥してしまうという点。当然、気泡を飛ばしているので、1缶でできあがる体積はかなり減る。それでも、役割を発揮でき、結構な面積に伸ばせるだろう。